業務用エアコンの分解洗浄のすすめ
業務用エアコンは天井に埋め込んであったり、壁にかかっているとはいえ、内部はホコリや油などで年々汚れてきます。
エアコンフィルターで、ある程度までは除去されますが、何年もたつと汚れが蓄積されて、ドレンパンや熱交換機などにカビが発生したり、汚れが付着していきます。そのまま放置しておくと、悪臭の原因となるばかりでなく、熱交換率が悪くなり、 風量の低下・電気使用量の増加、電気代金が上がり、おまけにエアコンの寿命が短くなるなどの悪影響があります。
さらに、カビや細菌の温床ともなり、店内やオフィスの空気が悪く感じられ、人への健康にも害が及ぶ可能性も出てきます。
自分でフィルターを洗浄しても改善されず、「ニオイが気になる!」「汚れが目立つ」「効きが悪い」などを感じたら、一度業者による分解洗浄を検討すべきです。3年以上使っていて何もしていない場合、効果てき面です。分解することから、劣化しているパーツがあればそれも教えてくれます。
頼んだ方が良い状況。
・エアコンを付けると、腐った雑巾のような臭いがする。かび臭い
・室内でエアコンをつけるとセキがでたり、目が痛くなる。
・風の量が以前より少ない
・変な音(ガラガラ等)がする。
・A-3などのエラーが出る。
・電気代が異常に高い
業者にもよりますが、費用はおおよそ18,000円~25,000円程度です。
業務用エアコンの洗浄は、まず本体を分解するところから始まります。
参考:動画
分解洗浄の流れ
1、ブレーカーを落とし、周囲の養生。
2、エアコンを分解
3、内部を洗剤を高圧で噴出。大量の水を使用して熱交換器を洗浄致します。
4、部品の洗浄 ドレンパンの洗浄など分解作業で取り外したパーツもキレイに洗浄。
5、内部の抗菌コート(やってくれる業者が多いです。)
6、パーツを組みなおして、養生を外して完了。
だいたいどこもこんな流れで、所要時間は1時間半~3時間ぐらいです。
飲食店・美容室は年1回は行ったほうが良いでしょう。
事務所その他のは2,3年に1回程度で大丈夫です。
年間契約のように毎年格安でやってくれるサービスもあるので、契約しても良いと思います。
オフシーズンに頼みましょう
また、オフシーズンの4,5月、10月11月であれば、洗浄料金が価格が安くなっています。オフシーズンに頼むことで猛暑や極寒にも耐えうるでしょう。逆に真夏、真冬はシーズンなので、頼んでも業者が忙しすぎて来てくれない可能性もあります。
何でもそうですが、早めの対策が肝心ですね。