効きが悪い!冷媒不足?
夏になれば猛暑!冬になれば極寒だ!など、近年各地で異常気象が続いてニュースで報道されています。
そんな中、最初導入した時は、良く効いてきた業務用エアコンも、いつしかあれあまり冷えない(暖まらない)なという経験が起こっていると思います。冷えむらもあるし、エアコンの寿命かもしれないなと考えていませんか。
実際に古くなってしまって(例えば10年は経ているなど)寿命がきて経年劣化の可能性もありますが、メンテナンスをすれば、ある程度能力が回復する場合がほとんどです。いくつか原因と対策をあげておきます。
フィルターをまず確認!
エアコンのパネルを開いて内部を確認して下さい。
内部にはフィルターがあります。フィルターが汚れていると室内機の送風が妨げられ、 冷えが悪くなります。取り外して掃除機又は水洗いで汚れを取り除いて下さい。飲食店で利用しているエアコンだと油汚れなどがあると思います。取れないようでしたら、1時間、2時間かけて熱湯でフィルターを洗浄する必要があります。
熱交換機の不具合 ダイキンエアコンのE3のエラーなど
熱交換機の汚れ確認!
これは、室外機の汚れです。室外機の熱交換器に汚れが付着して、風が極端に出なくなっています。熱交換器のエアフィルターを取外したら、内部の熱交換器(アルミのフィン)にも汚れが付着していないか確認ください。汚れがひどい場合は室内機の送風が妨げられ冷えが悪くなります。 もし熱交換器が汚れていればそのままに。ここは簡単に取り除く事が出来ません。
ガス漏れ 冷媒不足
いわゆるエアコン内部の冷媒が漏れているという現象ですが、夏に室外機から暑い風(冬なら冷たい風)がでているようであれば、ガス漏れは考えなくて良いです。もし漏れていれば風がほとんど暑く(寒く)ありません。その場合は、自力では修復できないので、メンテナンス業者にガス漏れ修理の依頼をして下さい。冷媒ガスにも種類があり、必ず自分で判断しないでください。
ガス漏れで効きが悪くなるという現象はあまり多くなく、その前に目詰まりなどの汚れが原因なことが多いです。自分でまずできることは、掃除とクリーニングです。室内機のフィルターを丁寧に洗ってください。
なお、エアコンの中には、フィルター自動洗浄機能搭載タイプの優れものもあります。
10年程度も利用していて、修理費が高くつく場合は、買い替えも候補に入れるのもよいでしょう。
効きが悪くなったエアコンは効率も悪く本来の能力も発揮できず、電気代もかさんで良くないことばかりです。
→自動洗浄機能付きエアコン(ダイキン)